サポート内容

安定的に働き続けるためには
1.健康管理
2.日常生活管理
3.対人技能
4.基本労働習慣
5.職業適性

という5つの資質が必要とされています。

そして、この5つの項目を階層で並べたものが「職業準備性ピラミッド」です。

ピラミッドの一番下から順にしっかりと備わっていないと、働き続けることが難しいとされています。

生活の基盤を作るためのサポートです。
主に生活訓練」の方にお勧めです。

就職するのに必要なスキル習得のためのサポートです。
主に就労移行(復職)支援」の方にお勧めです。

もちろんこれがすべて揃っていないと就職できないわけではなく、ピラミッドの欠けている部分や「強み」を整理し、ご本人の側だけでなく、企業の側の配慮、支援機関の活用など就職前や就職後に様々な工夫をすることで、実際に働くこと、働き続けることをサポートします。

1.健康管理(病気の管理・体調の管理)

自分自身の健康をしっかりとコントロールするスキル

  • 食事や栄養管理:栄養バランスや適切な量を3食摂取できるか
  • 自分の障害や症状の理解:理解し、概要をまとめ他者に伝えられるか
  • 通院や服薬管理:定期通院や容量を守り内服できるか
  • 体調不調時の対処:必要に応じ、対処や医療機関の受診ができるか
  • 援助の要請:必要に応じ、家族や支援者、関係機関に相談できるか
olga link のサポート
はたらくために必要な心と体作り

私たちは、体を動かす習慣づけを通して、日常生活でも今より活動的に過ごせるように体力づくりを支援します。
また、専門的な認知行動療法心理カウンセリング無料で受けられる環境も整えており、安心して「働き続けられる心と体」を一緒に育てていきます。

支援員が通院に同行

心療内科などの医療機関に通われている場合は、必要に応じて支援員が通院に同行することもできます。

担当の先生と支援員が情報をしっかり共有し、医療の視点からトレーニングの進め方についてアドバイスをいただくことで、無理のない支援計画を一緒に立てていきます。

安心してご利用いただけるように、「医療」と「支援」の連携を大切にしています。

その他、ライフスキルの向上ストレスマネジメント、ボディメンテナンスなど・・・

2.日常生活管理

規則正しい生活を送るスキル

  • 生活リズムの安定:起床や就寝時間、日中活動などを整えることができるか
  • 身だしなみ:清潔感、TPOを意識できるか
  • 金銭管理:生活にどのぐらいの金銭が必要であるか知り、管理できるか
  • 社会性:生活の中のルールを守ることができるか
olga link のサポート例
生活リズムを整える

生活リズムは、一度崩れてしまうと、元の状態に戻すことが困難になる場合があります。
当事業所では、そのような方に対し、支援員が個別に状況をうかがいながら、無理のない改善方法をご提案いたします。

起床・就寝時間の調整や日中の過ごし方、活動スケジュールの見直しなど、生活全体のリズムを整えるための支援を行い、安定した日常生活の構築をサポートします。

金銭管理能力を身に付ける

専門のソーシャルワーカーが生活費や税金、保険、公共料金など毎月かかる支出の内訳を把握し、自由に使える金額を算出することで、計画的な金銭管理能力の習得を身に付けます。
自己管理ができるように家計簿の作成など必要性に応じてお手伝いします。

その他、身だしなみを整える生活習慣改善、自立生活プログラムなど・・・

3.対人技能

他者と意思疎通を図るためのコミュニケーションのスキル

  • 挨拶や会話:状況にあわせて挨拶や会話ができるか
  • 言葉遣い:相手や状況に応じた言葉遣いができるか
  • 協調性:利害に関係なく他者と協力して行動ができるか
  • 非言語的コミュニケーション:相手や状況に合わせた表情など意識できるか
  • 感情のコントロール:注意や指導があった際に感情的にならず修正できるか
  • 意思表示や自己主張:相手にも自分にも良い意思表示や自己主張ができるか
olga link のサポート例
感情のコントロール方法

アンガーマネジメント
怒りをガマンするのではなく、適切に処理する方法が身に付きます。

リラクゼーション
意識的に気持ちを落ち着かせる方法を学びます。

メタ認知トレーニング
自分の考え方の癖や他の人との違いを把握し、適切なコミュニケーションができるようになることを目指します。

メンタルケア
対人関係を円滑にするためのメンタルケア方法を学びます。

グループワーク

3~5名程度の小グループに分かれ、作業の分担や手順の検討を通じて協働作業に取り組みます
グループ内での協力や意思疎通を求められる課題に取り組むことで、主体的なコミュニケーション力や対人協調性の向上を図ります

活動には、楽しみながら学べる要素も取り入れられており、実践的かつ効果的に社会的スキルを養うことが可能です

その他、コミュニケーションプログラムなど・・・

4.基本的労働習慣

会社のルールに沿って業務を進めていくスキル

  • 状況:やむを得ない事情を除き、欠勤、遅刻、早退がないか
  • 報連相:適切なタイミングで報連相ができるか
  • 一定時間労働できる体力:通勤含め、会社の就労時間での労働が可能か
  • 作業意欲や勤務態度:作業に対し、真摯に取り組むことができるか
  • 職場のルールの理解:会社の規則を理解し、守ることができるか
  • 集中力や継続力:一定の集中力を持続し、就労を継続できるか
olga link のサポート例
職場ならではのコミュニケーション方法

コミュニケーションスキルは、人間関係を良好に保つだけでなく、業務を円滑に行うためにも必要です。

中でも重要なのは、日ごろの「報・連・相」(報告・連絡・相談)。さらにスケジュールや進行管理においても、同僚・上司とのコミュニケーションは欠かせません。業務をするうえで適切な声のかけ方やタイミング等もトレーニングしていきます。

対面以外のコミュニケーション方法

電話訓練、ビジネスメール、SNS配信
就職すると、取引先や他部署との間で対面以外のコミュニケーションが求められることがあります。直接話せば大丈夫でも、電話やSNSやメールを経由すると思わぬトラブルが発生してしまう場合も。そうしたケースを想定し、社内のビジネスフォンやメールツールなどを通して、慣れたスタッフから練習を開始。対面以外でのコミュニケーション方法やコツを学ぶ講座も不定期で開催しています。

疑似就労

グループワークの「疑似就労」「心理学」講座
「疑似就労」を基本としたプログラムで構成されています。疑似就労とは、事業所を一つの会社、利用者の方々をそこの社員と見立て、実作業を通じてさまざまな経験を積むプログラムです。疑似就労はグループで行うため、コミュニケーションが非常に重要。講座で学んだことをグループワークを通じて身に付け、長くはたらくためのスキルを養います。

その他、あいさつ、ビジネスマナー、ハローワーク訪問(求人検索・相談etc)など・・・

5.職業適性

業務遂行に必要な知識や技能

  • 就労能力の自覚:適性のある業務内容か理解をしているか
  • 作業速度:正確性を保ちながら時間内に作業ができる
  • 正確性:決められた手順に従い、高い品質の作業ができるか
  • 指示理解:口頭指示、マニュアルなどを理解することができるか
  • 作業効率の向上:作業内容を検討し、工夫することができるか
  • 環境変化への適応力:作業内容、担当者、場所などの変化に適応できるか
olga link のサポート例
パソコン訓練 

基礎~応用まで、個別に合わせたリカレント教育タイピング練習、Word/Excel/PowerPoint、プログラミング、データ入力、ビジネス文書作成等

一人一台のパソコンを使用し、WordやExcelの基本操作から、実務に役立つ入力作業まで丁寧に学べます。さらに、CANVAで作成した資料をWordでカスタマイズする方法も習得でき、店舗向けのおしゃれなデザインのメニュー作成など、実践的なスキルにも取り組んでいただけます。

MOS試験やプログラミングの学習環境も整えており、スキルアップをサポートします。

その他、パソコン講座、資格・検定への学習・資格取得実践作業など・・・

詳細な自己分析で、企業とのマッチング!

自分自身の特性を深く理解し、企業の特徴をしっかり分析した上で、実際に働ける環境かを見極めます。大切なのは「マッチング」。このマッチングに積極的に関わり、サポートすることがolga linkの強みです。

書類作成のアドバイス

履歴書や職務経歴書など、就職活動に必要な書類の準備から添削・アドバイスまで丁寧にサポートします。不安な点があれば、書き方やポイントについても詳しくお伝えします。

面接の練習

企業での職場体験や模擬面接をスタッフや外部講師とともに行い、実際の場面を意識した訓練を重ねます。繰り返し練習することで緊張を和らげ、自分の強みを的確に伝えられる力を養います。
面接後は振り返りを行い、良かった点・改善点を明確にして、次の活動に活かしていきます。

※実際の面接にも同行する場合もあります。ご本人だけでは伝えづらい部分をスタッフの目線で企業にお伝えします。

服装・身だしなみのアドバイス

情報収集から履歴書の作成、また面接練習などを支援員のサポートスーツ・ネクタイの結び方からお化粧や髪型など良い第一印象を与えるためのアドバイスを行います。

企業見学・職場体験実習

初めて就職される方、離職期間が空いて働くことに不安のある方、障がいを受け入れてもらえるかなどの不安を持たれる方、も多くいます。
そういった時に、企業を見学し、「職場で働く」体験ができる実習は就職活動への大きな一歩になります。
ハローワークや地域企業様と連携し、企業見学・職場実習を行っています。雇用を前提としない職場実習やトライアル雇用などを利用して、多くの利用者が仕事に対する自信をつけたり、採用への第一歩につながっています。

就職後のこんな不安や悩みはありませんか?

<strong><span class="fz-18px"><span class="fz-16px">就職者</span></span></strong>
就職者
  • 職場になじめるかな
  • 伝えたいことがあるけど上手く伝わらない
  • 上司や同僚など職場でうまくコミュニケーションが取れるかな
  • 職場で自分の障害や症状を理解してもらえるか不安
<strong><span class="fz-16px">企業</span></strong>
企業
  • 初めての障がい者雇用でどうしていいのか分からない
  • どう伝えたら理解してまえるのか分からない
  • 仕事でミスが多くてどうすればいいか分からない

そんな方のために…
定期的に面談を実施して生活や勤務上でのお悩みを伺って、双方の不安を取り除きながら、いずれは就職者と企業が二者で話をし解決していけるように職場での定着支援を行っていきます。

olga link のサポート
  1. 企業との入社前面談の設定
  2. 職場環境や配慮についての相談
  3. 月1回の企業訪問
  4. 日々、電話・面談での相談 など・・・
1日のタイムスケジュール
  • 10:00
    通所(体調確認)

    通所後、スタッフにその日の体調等報告します。
    訓練開始
    パソコンを使って個別に訓練を行う方や、プログラムに参加される方など、
    ご自身の目標や 課題、ご希望に合わせてトレーニングを行っていただきます。

  • 12:00
    お昼休み

    「おいしい食事」で、未来の健康を。
    管理栄養士が心を込めて調理し、ご希望の方に提供しています。栄養バランスはもちろん、「食べること」で体と心の健康を支え、笑顔あふれる毎日につながるようサポートしています。

    お弁当の持ち込みや、外へ食べに行く事も可能です。

  • 13:00
    訓練開始

    午前に引き続き、1人ひとりの目標に合わせたプログラムを行います。
    コーヒーでまったり休憩など小休憩に関しては、各自のタイミングで 自由にとっていただきます。

  • 15:30
    記録・報告

    1日の訓練や体調を振り返り、用紙に記録し、支援員と訓練の進捗や面談の予定などを確認します。

  • 16:00
    終礼

    身の回りを片付け、終礼を行い、1日の業務は終了です。
    ※自習の時間等、自由に設計できます。

  • Aさん
  • Bさん
  • Cさん
  • Dさん
  • Eさん
まずは、週に1回、1時間からの挑戦
  • 11:00
    通所(体調確認)
    パソコン自習

  • 12:00
    訓練終了

体験を通して働くことを習得
  • 13:00
    通所(体調確認)
    軽作業

    <目指せ欠点豆0!珈琲焙煎
    生豆の状態でカビ豆や割れた豆等、焙煎後の豆の中から火が通っていない豆等、
    欠点豆を手作業で取り除くことで高品質でおいしい珈琲豆を作ります。
    オリジナルドリップパック制作
    新鮮な珈琲豆を挽いて正確に計量してひとつひとつ丁寧に仕上げます。

  • 14:00
    軽作業

    珈琲豆販売
    接客・販売・レジ打ち業務、試飲するコーヒーの抽出や提供等専門性の高い色々な仕事に毎日一歩ずつ挑戦。

  • 15:30
    記録・報告
  • 16:00
    終礼

パソコン資格の勉強
  • 10:00
    通所(体調確認)
    パソコン資格勉強

  • 12:00
    お昼休み

  • 13:00
    個別授業

    プログラミングの特別授業受講

  • 14:00
    パソコン資格勉強

    MOS試験合格に向けて猛勉強

  • 15:30
    記録・報告
  • 16:00
    終礼
就職前訓練
  • 10:00
    通所(体調確認)
    パソコン訓練

  • 11:00
    ビジネスマナートレーニング

    電話応対のマナーを学び、実際に電話をかけながら、聞き取りや応対の仕方を練習します。

  • 12:00
    お昼休み

  • 13:00
    振り返り精神保健福祉士と面接

  • 14:00
    履歴書作成(求人検索)、パソコン作業
  • 15:30
    記録・報告

  • 16:00
    終礼

復職前訓練
  • 10:00
    通所(体調確認)
    パソコン訓練

    復職して業務に復帰するあたり基礎的な集中力を養います。

  • 11:00
    SST(ソーシャルスキルトレーニング)

    グループワーク形式で、対人関係を中心とした認知に働きかけるトレーニングで社会生活を円滑に行うスキルを身につけます。

  • 12:00
    お昼休み

  • 13:00
    模擬職場トレーニング

    模擬職場では、実際に上下関係に役職なども設定します。人間関係の交錯や分担して与えられた業務遂行に基づく重圧を体験する事により、認知行動療法などで得た対処法を試す機会となります。

  • 14:00
    企業も交えた面談

    復職時期が近付いてきたので、復職先企業も含めた面談を実施。
    支援員が企業との間に入り、復職後の労働環境の調整なども行ってくれるので安心です。

  • 15:30
    記録・報告

  • 16:00
    終礼

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